現在でもダイニングチェアの定番として、多くの建築家から支持され、根強いファンを持つ椅子です。
ペーパーコードの適度なしなり具合による座り心地の良さはもとより、ナチュラルな素材感と、美しい曲線で洗練された魅力を放ち、落ち着きと静寂さを表現したかのような、あるだけで絵になる飽きのこないデザインが人気となっています。
長くお使いいただく為に、メーカーにてメンテナンス実演セミナーが行われています。
5~10年ごとに座面を張り替える事によって、次世代に渡ってもご愛用いただくことができます。

CH24　Yチェア（オーク）（1950）
ブランド	（Denmark）
デザイナー	Hans J. Wegner（1914-2007） 17歳で家具職人のライセンスを取得。 ミラノトリエンナーレのグランプリをはじめ、受賞歴は数多い世界的デザイナー。 ハンス・J・ウェグナーが手がけたデザインは、機能的に一切の無駄をそぎ落とした、優美で洗練されたフォルム。 造形美と機能美の完璧な融合が表現されている。 代表作である「Yチェア」は、色あせない独創的なデザインで、永い時を経てなお、世界を魅了し続けている。
サイズ	W550xD510xH760(SH450/AH700)※EUサイズに変更（2016.01） ※日本サイズをご希望の場合はお問い合わせください（+7,000円）
素材・仕様	主素材：オーク材 座：ペーパーコード
仕上・色	仕上：ソープ/クリアラッカー/オイル/ホワイトオイル/CHSブラック塗装/CHS Stain ウェンジ塗装/Smokedラッカー/Smokedオイル 座面ペーパーコード：（ナチュラル/ブラック＋10,000円）
諸注意	屋外でのご使用はできません 在庫の無い場合、受注生産品はお届けに3~6ヶ月かかる場合がございます。その場合、納品可能日が確定し次第、追ってご連絡いたします。
配送について	送料別途お見積り
その他	※国内在庫品：ソープ/オイル（その他の仕様は受注輸入対応になります）

《素材》
〔オーク材（ナラ）〕：木肌は荒く、斑(ふ)と言われる独特の模様があるのが特徴です。
使い込むほどに深みのある茶褐色に経年変化していきます


《仕上げ》


〔ソープフィニッシュ〕
：表面に強い塗膜をつくらないため、木が持つ本来の感触や質感を保ち、キズがついても表面をサンドペーパー等で研摩することができるので、補修も比較的簡単にできます。ソープフィニッシュに使用される石鹸は、動物性脂肪や植物性脂肪を原料とした自然石鹸です。



〔オイルフィニッシュ〕：乾性オイルを木部にしみ込ませる仕上げ方法で、オイルが導管に浸透し乾燥することにより導管を埋め、湿度の変化や汚れなどから木部を守る仕上げ方法です。オイルが木部に浸透するために濡れ色になり、木の自然な色を際立たせます。また、使い込むほどに、深みのある落ち着いた色に変わってゆきます。オイルを施すことで木の表面が保護されるので、取り扱いは容易です。 また、表面に薄い膜をつくりますが、キズがついても表面をサンドペーパー等で研摩することができるので、補修も比較的簡単にできます。



〔クリアラッカー塗装〕：木の表面に樹脂を吹き付け塗装した仕上げです。木の表面に強い塗膜をつくるため、ソープフィニッシュやオイルフィニッシュに比べ、湿度・汚れなどに対し比較的強い塗装です。日々の取り扱いは最も簡単ですが、家具を使用している間に起こる塗膜のキズ・磨耗・劣化・剥離などは避けることができません。それらの補修を完全にするには全体を塗装しなおすしか方法がありません。


《座》
〔ペーパーコード〕：樹脂を含浸させた紙を縒った紐です。
紐の品質が全体にわたり均一であることや、座面として十分に強度があること、さらに、使用感も優れています。
職人の手によって１本１本編まれており、ロープの本数や編み目は一つとして同じ物は存在しません。
また、適度な緩みによるフィット感や、表面加工を施していない為、経年変化による美しく自然な古色が得られるのも特徴です。